闘病記(14)血が止まらない

溝口教授のおっしゃったとおり輸血の間隔は短くなっていきました。
始めは月一だったのに、今では週に2~3回。
健康な女性の赤血球はヘモグロビン13~15。
私は約半分の6~7台でした。

婦人科の先生にいわれ生理を止めるスプレーキュアを長期間使用していたため、一時中断しようと使用をやめたところすぐに生理がきてしまいました。
体内の血液が全部でてしまうのでは??と思ったほど、朝起きたらおねしょみたいにシーツが赤でびっしょり染まっていました。
この時の衝撃はいまでも覚えています。

血小板は1万を切っており異常な程の出血に怖くなりました。
出血を一刻も止める為に白血球除去赤血球と血小板を輸血しに病院に通いました。
歩くのも息が切れ、駅、電車に乗るのもすごくきつく・・・体力があった私の身体はどうしちゃったんだろ、少し動くのもままならないーーー
輸血に通う1週間・・・入院した方が楽なのでは?と思いました。

手のこぶしを強く握っただけで手の甲は赤の斑点が現れます。
家に戻るとふくらはぎから下が赤紫の細かい点々が無数に出てスーパーの買い物袋を持って帰ったら腕にはまた斑点が・・・!!
これが点状出血の症状です。
このところ出血傾向が強く見られるようになり、改めてこの事実に驚愕し死が近づいている感じで恐怖に怯えてしまっていました。

また輸血後、宇宙人みたいに皮膚がまっ黄色になってしまった時もありました。
溶血を起こし、黄疸を起こしてたのです。
この時はさすがの私もそうとうだるくて辛くて・・・・
血が止まらない恐怖とともに私の身体はもう限界まできているよ!と訴えていたみたいでした。

7年ぶり退院後、初ゴルフ