闘病記(4)なんで私が!!

髄異形成症候群?前白血病状態?
私はその後血液に関する本を何冊も購入し読みました。
あまりいいことは書いていません。
予後不良・・、不治の病か・・。5年ぐらいで死んでしまうのか・・。
あとちょっとしか生きられないなんて・・・。

悲しさと悔しさと未来に対しての絶望感に心が押しつぶされてしまいました。
まさに地の底に突き落とされたように、目の前が真っ暗になりました。
健康には特に気をつけていたはずなのになんでこんな変な病気になきゃいけないの?
病気なわけがない!検査ミスで誰かのと間違えているんだ.と思いました。

もう流す涙もありませんでした。ひどく暴れて部屋をぐしゃぐしゃにしたり、本を破いたり、おまけに母にまであたったり、自暴自棄になりました。
かと思えば、悲しい曲ばかり聴いたり、一晩中トランプ占いをしていたり、ご飯も食べませんでした。
悲しくて悲しくてどうしようもありませんでした。
「なんでこんなことになっちゃったんだろう・・・。」
「私がいったい何をしたっていうの」
「自分の人生を返せー!!バカヤロ~」
「私からゴルフをとろうって言うのかー」
と心の底から叫んでいました。でも事実は事実。

私の人生終わった・・・。もう終わってしまったと感じました。
この世には、神様も仏様もいないのか。神様はなんて非情だと思いました。
この先どうなってしまうのだろう?何のために走ってトレーニングして練習してきたんだろう。
プロゴルファーになるために全力でがんばってきたというのに・・・。

私は生きる魂が抜けたぬけがらみたいでした。
生きる気力を失ってしまいました。もう何もしたくありませんでした。
そんな日々が過ぎていきました。